The Nameless City: Nürnberger Spielwarenmesse 2020

2020年1月29日水曜日

Nürnberger Spielwarenmesse 2020

(絶賛更新中:現地は終了してますがまだ新情報がありそうなので更新します)

今年も始まりました欧州鉄道模型界の祭典!

毎年この時期行われるニュルンベルク国際玩具見本市シュピールヴァーレンメッセの鉄道模型に
関係する情報を開始から終了するまでの約5日間情報が出次第追記していきます。

過去に私がまとめたブログはこちらです。すべて見ると傾向と対策が分かります。

Youtubeを貼りまくるので後半になればなるほど読み込みに時間がかかるかもしれません。
去年からFrank ButtigさんはXtrainでインタビューを行っているのでXtrainも貼るけど
現地からリアルタイムストリーミングなので翻訳が出ない。
一昨年までFrank ButtigさんがインタビューしていたModellbahnShop-Lippeの方も
貼るけどインタビュワーが変わって翻訳は出るけどインタビューとしての質は低い。
もどかしい!!

L.S.ModelsがSpielwarenmesseの案内図に出ていたけど直前で出展を取りやめたそうだ。
でも、去年までも単独出展はしていなかったのでそんなに驚く事じゃない。
Lemkeに一部置かれるかもしれないのでLemkeのインタビューに注目です。

..

A.C.M.E.





去年までのイタリア語→英語→ドイツ語と違いイタリア語→ドイツ語の直になったので若干残念。
本格的にドイツ語のヒヤリングなんとかしないとだめかもしれない。

Artitec



1/220のトラクターがすごい!!
Artitecは私もいくつか購入してるけど塗装はもちろんウェザリングもされていたりして
とても高品質、価格もそれなりにあがるけどそんなに高くない。
レイアウトのキーポイントに1つ欲しいメーカー。

Auhagen





Auhagenは古いクレーン車を商品化したようでドイツのフォーラムでプチ盛り上がりしていた。
このメーカーも品質が高く、価格も安いのでいつもお世話になってる。

Bemo




BRAWA





個人的に買おうと思っているCityjetカラーのTalentの展示はXtrainのインタビューでは出てこない。
貨車の新製品、V160、BR06などBRAWAらしい高品質な製品が確認できる。
しかし外見は良くても中身が良くない事があるので未知数。

V100は中身が一新、モーターやLED、デジタルカプラーを更新。
去年BR146は即売り切れてしまったようですぐに再生産が決まったようだ。

この両社インタビューには出てこないけどTwindexx Varioの電車タイプがボディだけ塗装済みで
展示されてる事が他の人のウォークスルー動画で確認できた。
Talentは予告のプレートが置いてあるだけだった。

Brekina


めったに買わないけど1/87車モデル。
2000年くらいのポルシェやVW GOLFなど。

Busch 



ロルシュ修道院の「王の門」、そして小さな飛行場など個人的に興味のあるものがいくつか。

ESU





ESUは主にn-Wagenについて、今までたくさん生産していたEilzugwagen同様室内など
超絶ディテールで作られている。あとGゲージのRhB ABe 4/4など。
他のブースに比べて商談スペースが大きく、しかも混んでいるので今年は模型やデジタルデバイス
よりも揃ったデコーダ類の商談がメインと言った感じだろうか。

Faller





Faller Createと言う3Dプリントサービスが始まる。
https://faller-create.de/
ブラウザ上で決められたテンプレートを組み合わせてストラクチャーを作ってオーダーすると
パーツが分かれて送られてくるシステム、大きくなればなるほど高額になるけど小さいと結構安い。
現在発送はEU圏のみ。

この建物は2~3分で作ったもの、すごく簡単で誰でも扱える。自由度はまだ少ない。
作った建物はオーダーしなくても保存される。

Märklin / Trix 新型ターンテーブル12度用の扇形庫も発売される。

さらに大型コンテナクレーンのバリエーション、建物も相変わらず膨大な量追加。
S-Bahnの都市型駅にありそうなアーケード付きの駅舎なども出る。
展示に巨大な城があるけど発売されるわけではなさそう。巨大すぎる。

Fulgurex 


Fulgurex は1番ゲージの展示が主、H0はブガッティのプロトタイプ。
H0mのASD、0ゲージのBLS Ae 6/8。
すべて真鍮製モデル。

Gützold / fischer-modell / KRES



GützoldはTT BR65。めちゃくちゃスムーズに動く様子が見れる。
作業用照明など細かいLEDも点灯するようで相当なこだわりを感じる。
サウンドモデルも出るはずだけど音は聞けない。そしてTTのBR175が出る模様。

Hack Brücken 



私もいくつか持っているHackの金属製の橋は今年いっきに商品が追加される。
主に長さのバリエーション、そして巨大な橋。

Heki






Hekiはとにかく安い!品質はそこそこだけど例えば大量に樹木を置きたい場合はこのメーカーの
セットを買っておけば間違いない。
今年はちぎって使う植生が発売される模様。

Heris





Herisはいつも渋い車両を出す、今年もロシア、中国の古い客車を展示。
無骨なロシア製の客車は何とも言えない魅力がある!

Herpa





個人的にHerpaはそこそこ安いので良く買うカーモデル。
消防車や大型の戦車橋など。

Hornby Group (Arnold / Jouef / Lima / Rivarossi / Electrotren)



ロケット号欲しすぎる!
ArnoldのNスケールにはNextになったESU LokSound Micro搭載。

Igra



Igra Modelが出展してるとは!チェコのストラクチャーがメインのメーカー。
私もいくつか購入したけどレーザーカットモデルなのにすごく安い!
今年は車両もたくさん出すようで、とくに東欧なのでTT製品が多い。
トラックは自国のタトラが多い。

Lemke




Lenz





残念ながらXtrainのストリーミングは安定しないので途中からになってしまった。
今年Modelleisenbahngesellschaft mbH (MEG)傘下になりレンツ氏は半引退でサポートに周る。
70代半ばになってもしっかりインタビューに答えるデジタル鉄道模型の生みの親。

0ゲージBR44、今年からKISSの0番ゲージの制作も担当模様。
Umbauwagenは色味を正確にした室内灯、フルデジタルのクレーン車は今年後半発売。

NMJ

Noch





寒いな、マフラー巻くか、コーヒー頂くかと小芝居を入れるFrank Buttigさんが最高。
コーヒーの次はビール、エナジードリンク、ワインと続いて終わるインタビュー。
本当に楽しそうにインタビューをする人だなぁと毎年思う。
PIKOおじさんほどじゃないけどNOCHでもかなり長居してる。

NOCHもFaller同様毎年凄い数の新製品を展示するので紹介しきれない。
個人的に注目はやはりMagnorailとのコラボ製品のクロスカントリースキーシーン。
そしてありがたい硬質フォームで作られた石垣シリーズ、お湯につけたりドライヤーで温めると
変形させる事が出来るのでとても便利。
サウンド込みのフィギュアも大量に追加される。
3D立体壁シリーズも充実、グラフィティの書かれた壁もちゃんと凸凹してる。
GrasMasterは3.0に進化したけど出力はさがった、しかしラインナップが増えて安い方は
100EUR切る安さで後発のRTS-GREENKEEPERシリーズに対抗する。
グラスファイバー用のテンプレートはたくさん入ってるので作るより早いかもしれない。

Märklin / TRIX






Class66の出来はESUとほとんど変わらない、ただし値段もそれなりに高くESUと同じ。
インタビューで開発にはかなり骨が折れたようで大変だったようだ。
両社ともにダイキャスト製で重くサウンドはもちろんスモークジェネレータも搭載してる。
MärklinのKöfは走行性能が高いのでKöf 3も欲しい。新型テレックスカプラー付き。

そしていよいよICE4が登場、ちゃんと先頭車のラインが黒い所がPIKOと違う。
ショーティだけどそもそも300㎜を超えるので短さを感じない。
インタビューでは既存のレイアウトを走行できるように短くしたと説明、Märklinはショーティが
基本なので言う必要もないけどフルスケールを望む声も多いのかもしれない。
室内灯標準装備、通電カプラー、サウンド、自動昇降パンタグラフ、とかなりリッチなモデル。
個人的にグリーンモデルが欲しいけど今年は買う物が多いのでプライオリティは低い。

ちょいちょい再販するビッグボーイはマイナーアップデート。
個人的に楽しみにしてるターンテーブルもいよいよ形になってきた。
しかし調整にあと数ヶ月必要で夏ころには発売できるかも?と答えてる。

ヴュルテンベルク鉄道175周年モデルはH0でもN(Minitrix)でも出る。
MinitrixのBR18は過去6回発売されていて、今回のバージョンは1957年頃でMinitrixでは初となるそうな。
BR44の乗るターンテーブルはH0より先に登場しそう!扇形庫はレーザーカットモデルで登場。

ZゲージはやはりVectron!これでサウンドまで出たらほんと欲しい。
1番ゲージの巨大なV320は重量9㎏!
LGBのラックレール蒸気機関車HG4/4の動きが見てて気持ち良い。

しかしMSLのインタビューの方が長く細かく見応えがあった。
Frank Buttigさんにこちらに帰ってきて欲しい。
Xtrainのインタビューで一番最初だったけどストリーミングが安定せず良く分からなかった。

PIKO





相変わらず陽気な社長のDr. R.F. Wilferさん。
検測車のネイティブACモデルがようやく出る!
そしてICE4が12両フル編成になるように中間車セットが2つ追加。
通電カプラーなどたくさんカプラーも出る模様。

全体的に価格はあがっているけどExpertシリーズはほんとクオリティが高く独自のデコーダになって
プログラマーやテスターも充実。

REE Modèles




個人的にフランスはまだ手を出していないので買う物はないのだけどもしフランスに
手を出していたら買いまくってるだろうREE。
ディテールもギミックもESUやBRAWA以上。
実際に持っていないので耐久性などはわからない。
蒸気機関車はH0スケールでダイナミックスモークジェネレータ、そしてシリンダーからスモークが出る。
今年は他社も出すSNCFのBBなど。

Roco & Fleischmann







Roco 2020新製品に関してはすでにカタログからいろいろブログに書いた。
2020年1月14日火曜日「Roco / Fleischmann 2020 カタログ」

EDK750など実際にコントローラで動かしている様子が確認できる。
KM1のロゴがあってどうしたのかと思ったらZ21 XLが1番ゲージ、Gゲージ対応になり
デモンストレーションしていたようだ。
Z21アプリも進化して特にレイアウト画面がかなり使いやすくなってる。
昔のZ21アプリのようにグリッド式が導入されるけど新しいのもそのまま使える模様。
FleischmannにもBR515、そしてRoco同様大量のVectron。

Silhouette



Silhouetteはもともとちぎって使う地面素材あったけど分厚くて扱い辛かった。
動画を見るとMartin Welbergさんのようなもっと完成された地面が出る模様。

Tillig




Viessmann / Vollmer / Kibri






Plasser & Theurer Unimat 09-4x4/4S かなりほしい。
5つのモーターで各部駆動するフルデジタルモデル、高額だろうけど楽しみ。
AC版はいつも通りMärklinから発売される、なのでDCCより高くなりそう。
https://viessmann-modell.com/en/detail/index/sArticle/2673

Weinert


Wiking



ラーダ!

Zeitgeist


残念ながらインタビューにバイエルン・ツークシュピッツ鉄道の情報なし。
その他の製品の進捗が見れる。


今年はFallerの一角に結構大きめにTomixも出展していて、Nスケールだけどトラムやバスを
推していく模様。



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